カステッリ・ロマーニ・ビアンコ DOC - カンティーネ・シルベストリ社
ラツィオ州のカステッリ・ロマーニと呼ばれるローマの南東の丘陵地帯はローマ帝国時代からワイン醸造が行われてきました。カステッリ・ロマーニは「ローマのお城」を意味しています。
中世に裕福な人々がカステッリ・ロマーニの最高の眺めや風景を味わうために街から離れ別荘を建てていたことからこの名が付いたとされています。当時ここでは多くのワインが生産され、ローマのオステリア(飲食店)に安く供給していました。
しかし今ではすっかり様変わりし、このカステッリ・ロマーニDOCは高貴でエレガントなワインとして知られるまでになりました。
カステッリ・ロマーニD.O.C.に認定されている白ワインのブドウ品種はマルヴァジアとトレッビアーノ赤はサンジョヴェーゼ、チェザネーゼ、モンテプルチアーノ、メルローです。
ラツィオ州で最も有名なワイン生産地の中心にカンティーネ・シルベストリ社が古くから存在しています。
家族経営で1929年にアルフレード・シルベストリ氏により創業されました。氏の情熱、経験、技術は息子のダンテ、その妻ベアトリーチェと甥のアルフレード氏に受け継がれています。
生産地:ローマ県、ラツィオ州
ヴィンテージ:2021年
ブドウ品種:マルヴァジーア・ディ・カンディア 50%、トレッビアーノ50%
タイプ:白ワイン、辛口
熟成:6ヶ月ステンレスタンク
アルコール度数: 12%
緑がかった麦わら色。バナナ、リンゴ等のトロピカルフルーツの果実味、柑橘類の香りは上質です。口当たりの余韻がしっかりしたミディアムボディの辛口です。
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